Western Digital WD10EADS(物理障害・ヘッド交換)からのデータ復旧事例

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Western Digital WD10EADSの物理障害によるデータ復旧事例

ご依頼内容

今回ご依頼いただいたのは、Western Digital製ハードディスク WD10EADS(1TB) です。

パソコンに接続しても正常に動作せず、保存されているデータへアクセスできなくなったとのことで、データ復旧をご依頼いただきました。

診断の結果、通常のソフトウェアによるデータ復旧では対応できない重度の物理障害が発生していることが判明しました。


症状の確認

お預かりしたWD10EADSを詳しく診断したところ、ハードディスク内部の磁気ヘッドに障害が発生していることを確認しました。

HDDの磁気ヘッドは、プラッタと呼ばれる磁気ディスクの表面からわずかに浮いた状態で高速に移動しながら、データの読み書きを行っています。

このヘッドに故障が発生すると、

  • HDDが正常に認識されない
  • データを読み出せない
  • 異音が発生する
  • HDDが正常に起動しない

などの症状が発生することがあります。

今回も内部部品の修理が必要となる状態でした。


診断結果

詳細な診断の結果、磁気ヘッドの故障による物理障害と判断しました。

このような状態では、一般的なデータ復旧ソフトを使用してもデータを読み出すことはできません。

また、HDD内部の磁気ヘッドを交換する必要があるため、専用の設備を使用した分解修理が必要になります。


磁気ヘッドの交換作業

今回のWD10EADSは、HDD内部を開封して磁気ヘッドの交換作業を行いました。

HDD内部には非常に微細な部品が使用されているため、通常の環境で開封すると、ホコリなどがプラッタに付着してデータ復旧に悪影響を及ぼす可能性があります。

そのため、専用の環境でHDDを分解し、正常な部品を使用して磁気ヘッドの交換を行いました。

ヘッド交換後、HDDが正常に起動できる状態まで復旧しました。


PC-3000を使用してデータを復旧

ヘッド交換後は、専用のデータ復旧機器 PC-3000 を使用してHDDの詳細な解析とデータ抽出を行いました。

物理障害を修理しただけでは、すべてのデータを安全に読み出せるとは限りません。

HDDの状態を確認しながら、読み出し可能な領域から慎重にデータを抽出していきます。

今回の作業では、HDD内部のデータを解析しながら復旧作業を進め、保存されていたデータの復旧に成功しました。


復旧結果

磁気ヘッドの交換を行った後、PC-3000を使用してデータを抽出することで、必要なデータを復旧することができました。

今回のようなヘッド障害は、HDD内部の分解・部品交換を伴うため、一般的なデータ復旧ソフトでは対応できません。

物理障害の状態によっては復旧が難しいケースもありますが、専用設備と高度な技術によってデータを取り出せる可能性があります。


物理障害のHDDは無理に動作させないことが重要です

ハードディスクから異音がする、正常に認識しない、データを読み出せないといった症状が発生した場合、内部の磁気ヘッドやプラッタに障害が発生している可能性があります。

このような状態で何度も電源を入れたり、復旧ソフトを繰り返し使用したりすると、プラッタの状態が悪化し、データ復旧がさらに困難になる場合があります。

大切なデータが保存されている場合は、できるだけ使用を中止し、専門業者へご相談ください。


機種情報

メーカー:Western Digital

型番:WD10EADS

容量:1TB

障害内容:重度物理障害・磁気ヘッド故障

作業内容:HDD分解・磁気ヘッド交換・PC-3000によるデータ解析・データ復旧

復旧結果:データ復旧に成功


Western Digital製HDDの重度物理障害にも対応

弊社では、Western Digital製HDDをはじめ、さまざまなハードディスクの物理障害に対応しております。

  • HDDから異音がする
  • HDDが認識しない
  • HDDが正常に動作しない
  • 磁気ヘッドの故障
  • モーターの故障
  • 基板(PCB)の故障
  • 重度物理障害
  • 論理障害

など、一般的なデータ復旧ソフトでは対応できない重度障害についても、HDDを分解して部品交換を行い、専用機器を使用してデータ復旧を行っています。

ハードディスクの故障で大切なデータが取り出せなくなった場合は、お気軽にお問い合わせください。