
ご依頼内容
今回ご依頼いただいたのは、HITACHI製3.5インチハードディスク HDS723020BLA642(2TB) です。
お客様からは、「突然パソコンで認識されなくなり、USB-SATA変換アダプタへ接続しても全く反応しない」とのご相談をいただきました。
電源を投入してもディスクは回転せず、動作音も全く聞こえない状態で、大切な写真や動画、業務データを保存していたため、データ復旧をご希望とのことでした。
症状の確認
お預かりしたHDS723020BLA642を診断したところ、次の症状を確認しました。
- 通電しない
- パソコンで認識しない
- ディスクが回転しない
- 動作音が全くしない
電源投入時にスピンドルモーターが起動せず、基板上の回路に異常が発生している可能性が高い状態でした。
診断結果
詳細な診断の結果、コントロール基板(PCB)の故障であることを確認しました。
本機に搭載されていた基板番号は
220 0A90302 01
でした。この基板はHDS723020BLA642で採用されているPCBの一つです。
PCBには、
- 電源管理回路
- モーター駆動回路
- 制御IC
などの重要な電子部品が搭載されています。
これらの部品が故障すると、
- 通電しない
- 回転しない
- 認識しない
- 動作音がしない
といった症状が発生します。
基板障害は、
- 電源ユニットの異常
- 落雷や過電圧
- 静電気
- 電子部品の経年劣化
などが原因となることがあります。
復旧作業
基板を詳細に点検し、故障していた電子部品の修復を実施しました。
修復後は専用設備を用いてハードディスクの起動確認を行い、内部の磁気ヘッドやプラッタに損傷がないことを確認しました。
正常にデータ領域へアクセスできることを確認した後、お客様の大切なデータを安全に別の記録媒体へ復旧しました。
復旧結果
写真・動画・ExcelやWordなどの文書ファイルを含め、お客様が必要とされていたデータのほぼすべてを復旧することができました。
今回のようなPCB障害では、磁気ヘッドやプラッタに損傷が及んでいなければ、高い確率でデータ復旧が可能です。
修理期間・費用の目安
今回のようなコントロール基板(PCB)障害の場合、
修理期間:2~4営業日
修理費用:22,800円(税込)
が目安となります。
※故障状況や部品の状態によって、納期・費用は変動する場合があります。
通電しないハードディスクの注意点
ハードディスクが突然認識しなくなった場合でも、原因が基板障害のみであればデータを取り出せる可能性があります。
一方で、何度も電源投入を繰り返したり、別の電源アダプタで何度も試したりすると、故障が拡大する恐れがあります。
重要なデータが保存されている場合は、無理に通電を行わず、できるだけ早く専門業者へご相談ください。
機種情報
メーカー:HITACHI
型番:HDS723020BLA642
容量:2TB
基板番号:220 0A90302 01
症状:通電しない・認識しない・回転しない・動作音がしない
障害内容:コントロール基板(PCB)障害
作業内容:基板修理・データ抽出
修理期間:2~4営業日
修理費用:約22,800円(税込)
復旧結果:ほぼ全データの復旧に成功
HITACHI製ハードディスクのデータ復旧はお任せください
当社では、HITACHI・HGST製ハードディスクをはじめ、
- コントロール基板(PCB)障害
- 通電しない・認識しないハードディスク
- カッコン音などの重度物理障害
- 論理障害
- SSD・USBメモリ・SDカードのデータ復旧
まで幅広く対応しております。
ハードディスクの故障でお困りの際は、お気軽にお問い合わせください。