WD20EZAZの通電しない・認識しない・動作音がない状態からのデータ復旧|基板障害の修理事例

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WD20EZAZの基板障害を現物修理してデータ復旧

Western Digital(ウエスタンデジタル)のWD20EZAZが、突然通電しなくなり、外付けケースに接続しても認識されなくなった事例です。

今回のWD20EZAZは外付けHDDケースに入れて使用されていましたが、ある時突然電源が入らなくなりました。

お客様によると、ノートパソコン用のACアダプタを誤って接続してしまった可能性があるとのことでした。

HDDを診断したところ、基板部分に障害が発生している状態でした。

幸い、HDD内部の磁気ヘッドやディスク部分に対する交換作業を行う必要はなく、WD20EZAZの基板を現物修理することが可能でした。

基板修理後は正常に動作することを確認し、保存されていたデータを復旧することができました。

今回のWD20EZAZのデータ復旧内容

  • HDD:Western Digital WD20EZAZ
  • 容量:2TB
  • 使用環境:外付けHDDケース
  • 症状:通電しない
  • 動作音がない
  • パソコンから認識しない
  • 障害:基板障害
  • 可能性のある原因:ACアダプタの誤接続
  • 対応:HDD基板の現物修理
  • 修理期間:約3日
  • 料金:2万円台
  • データ復旧:可能

外付けHDDの電源が突然入らなくなった

今回のWD20EZAZは、外付けケースに入れて使用されていました。

それまで使用できていたHDDが突然電源が入らなくなり、外付けケースに接続してもHDDが動作しない状態でした。

正常なHDDであれば電源を入れると内部のモーターが回転するため、動作音や振動などを確認できます。

しかし今回のWD20EZAZでは、

電源が入らない
↓
HDDが回転しない
↓
動作音がしない
↓
パソコンから認識されない

という状態になっていました。

お客様からは、使用時にノートパソコン用のACアダプタを誤って接続してしまった可能性があるとのお話がありました。

ACアダプタは、電圧や極性、コネクタ形状などが機器ごとに異なるため、外付けHDDに別の機器用のACアダプタを接続すると、機器側に障害が発生する可能性があります。

ただし、今回については実際の接続状況を完全に確認できたわけではないため、ACアダプタの誤接続が故障原因であると断定することはできません。

WD20EZAZは2TBのWD BlueシリーズHDD

WD20EZAZは、Western DigitalのWD Blueシリーズに属する3.5インチHDDです。

容量は2TBで、SATA 6Gb/s、5400RPMクラス、256MBキャッシュを搭載したモデルです。また、WDの製品資料ではWD20EZAZの記録方式はSMRとされています。

パソコンのデータ保存用として使用されるほか、今回のように外付けHDDケースへ組み込んで使用されることもあります。

WD20EZAZの基板障害を現物修理してデータ復旧

WD20EZAZの基板を現物修理

今回のWD20EZAZを詳しく診断した結果、基板部分の障害が確認されました。

基板障害の場合、HDD内部の磁気ディスクや磁気ヘッドそのものに問題がなければ、基板を修理することで元のHDDを復旧できる場合があります。

今回も、別のHDDへデータを移すための内部部品交換などを行うのではなく、お預かりしたWD20EZAZの基板を現物修理しました。

修理後にHDDへ電源を入れて動作確認を行ったところ、正常に動作することを確認。

その後、HDD内のデータを確認し、必要なデータを取り出すことができました。

修理期間は約3日、料金は2万円台

今回のWD20EZAZは、基板の現物修理で対応できたため、

修理期間:約3日
料金:2万円台

に収まりました。

HDDの「通電しない」「認識しない」という症状でも、原因によって必要な作業は異なります。

基板障害であれば、今回のように現物基板を修理することで復旧できるケースがあります。

一方、磁気ヘッドやモーターなどHDD内部の部品に問題がある場合は、別の修理方法が必要になります。

そのため、まずはHDDを診断して、どの部分に障害が発生しているのかを確認することが重要です。

外付けHDDに別のACアダプタを接続してしまった場合

外付けHDDの電源が入らなくなり、

  • 電源ランプが点灯しない
  • HDDが回転しない
  • 動作音がしない
  • パソコンから認識されない
  • 別のACアダプタを接続した可能性がある

といった症状がある場合は、何度も電源を入れ直すことは避けたほうが安全です。

特にACアダプタを間違えて接続した可能性がある場合は、電圧などが適合しているか分からない状態で通電を繰り返さないことが重要です。

また、データが必要なHDDの場合は、基板を自分で交換したり、通電確認を何度も行ったりせず、まず故障状態を確認することをおすすめします。

今回のWD20EZAZのように、基板障害であれば現物修理によってデータを復旧できる場合があります。

「突然電源が入らなくなった」「認識しなくなった」という場合でも、保存されているデータまで失われたとは限りません。