TOSHIBA MD05ACA600(通電しない・認識しない)からのデータ復旧事例

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TOSHIBA MD05ACA600(通電しない・認識しない)からのデータ復旧事例

ご依頼内容

今回ご依頼いただいたのは、TOSHIBA製3.5インチHDD「MD05ACA600」です。

お客様によると、パソコンに接続しても突然認識しなくなり、電源を投入してもHDDの回転音が全く聞こえない状態とのことでした。

業務データや写真データが保存されており、早急なデータ復旧をご希望でした。


初期診断結果

お預かりしたMD05ACA600を専用機器にて診断したところ、モーターが回転しておらず、BIOSおよび診断装置からも認識されない状態でした。

詳細な検査の結果、コントロール基板(PCB)の故障を確認しました。

基板の部品番号は「G4013A」で、電源制御回路に異常が発生していました。

このような症状では、

  • HDDが回転しない
  • 認識しない
  • 動作音がしない

といった状態になることがあります。


MD05ACA600の基板障害について

HDDの基板にはモーター制御やファームウェア情報の管理など重要な役割があります。

基板が故障すると、

  • 過電圧
  • 電源トラブル
  • 落雷
  • 経年劣化

などが原因で起動できなくなることがあります。

また、同じ型番の基板を入手して単純に交換しても正常に動作しないケースが多く、個体固有情報を考慮した作業が必要です。


復旧作業

まず基板上の故障箇所を特定し、回路修復作業を実施しました。

その後、HDDを安全に起動できる状態まで復旧し、専用設備を用いてディスク全体の状態を確認しました。

幸いにもプラッタや磁気ヘッドには大きな損傷がなく、データ領域へのアクセスが可能であったため、速やかにイメージ取得作業を行いました。


復旧結果

作業の結果、お客様が必要とされていた業務データや写真データを含め、すべてのデータの復旧に成功しました。

基板障害の場合、内部部品への損傷が発生していなければ、高い確率でデータを取り出せることがあります。

今回も無事にデータをお渡しすることができ、お客様にも大変喜んでいただきました。


HDDが回転しない場合の注意点

HDDが回転しない場合は、

  • 電源の抜き差しを繰り返す
  • 自己判断で基板交換を行う
  • 分解する

といった行為は避けることをおすすめします。

症状によっては状態が悪化し、復旧難易度が上がる場合があります。

重要なデータが保存されている場合は、早めの診断をご検討ください。


機種情報

メーカー: TOSHIBA
型番: MD05ACA600
容量: 6TB
症状: 通電しない・認識しない・モーター回転なし
障害内容: PCB(コントロール基板)障害
基板番号: G4013A
作業内容: 基板修理・データ抽出
復旧結果: 全データの復旧に成功